最近、どうも学生時代に覚えたことが思い出せないで困っている。
言語学とロシア語のことだ。
久しぶりに学生時代に読んでいた言語学の教科書(ロシア語で書かれた)をあけてみると、懐かしさではなく、もちろん少しはあるが、何が書いてあるのか半分も分からない。
音声学のIPAの記号とか、形態論の語形変化や語形成をつかさどる接辞の種類、意味論・語彙論のメタファーやメトニミーの区別、統語論のテーマやレーマ、語結合の概念など、いろいろと勉強したのだが、忘れてしまった。
ロシア語は印欧語に属すということは覚えていたが、個々の印欧語の構成言語、例えばケルト語やアルバニア語、そしてスラブ語であっても西スラブ諸語のソルブ語とかは本を見らんと名前が分からんようになってきとるわ。
最近、ロシア人がテレビで出てきてべらべら何かを話しているという場面に遭遇したが、どうもしっくり来ない。発音は聞き取れるが(後で繰り返し話すことができる)、意味が全く忘れてしまった。ほとんどわからないというのが現状である。
これは、学術の一線から離れた私だから忘れて当然である。やはり、専門的なことはその専門家に聞くのが一番よい。いくら趣味でやっているとは言え、限度がある。
当ブログが扱っているような内容は、つまり言語学全体をWEB上で俯瞰しようという試みは、残念ながら専門家によってあまりなされていないのが気になるところである。
言葉は人間を人間たらしめている重要な役割を担っているので、言語学という学問の重要性は高いと思うし、人間という存在に迫るので、何よりも面白く感じられる学問だと私は思う。
他人がやらないのなら、私がやる!チンプンカンプンの教科書を読むより、言語学をもっと面白く、時には堅実に、読んでいるみんなに「へ~、言葉はすごいんや」と思われるような、またこれから言語学を学ぼうとしている人のために、このサイトを発展していきたいと思う。
一線を退いた者ですが、心は専門家には負けないと思っています。これからも、皆さんにより有益な情報をもたらすサイトとしてがんばっていきたいと思いますので、よろしく!!
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