ロシア語学の概説=調音器官とその大分類
久々のロシア語学の概説です。
音声学について一般言語学観点から見ていったのが、前回までの内容ですが、ロシア語音声学に入るまでに、まだしばらく一般的な話が続きます。
ネタ本 http://jazykoznanie.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_5d7e.html
前回 http://jazykoznanie.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_2137.html
今日は、調音器官という概念の紹介と、簡単な分類を行いたいと思います。解剖とかが苦手な人は聞かないほうがいいかもしれないですね。私も、解剖は嫌いなのですが、音声学を説明する上で大事なことですので、、、。
調音器官とは、その名のとおり、調音(人間が言葉を発する)時に使用する体の部分を言います。例えば、口とか鼻とか喉なんかはそうですね。手はどうかというと、ボディランゲージとか手話とかには用いますが、言葉を発するときには使用しないために、手とか足とかは調音器官とは言いません。
さて、調音器官は、大きく次の2つに分類されます。(肺や気管を下部調音器官、喉の声帯を中部音声器官、口や鼻の内部を上部音声器官と区別しているが、ここでは別の分類をします)
①上部調音器官=鼻や口蓋、上の歯など話すときに顎の運動によって動かない部分。
②下部調音器官=舌や下の歯等、顎の運動によって動く部分。
さて、音声学では、同じ舌であっても、舌先なのか中央なのかそれとの舌根を調音時に使うのかによって違うおおとなるため、解剖学的に同じ舌であっても、さらに下位分類を行います。次回は、それを紹介したいと思います。
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