歴史学と言語学
歴史学とは、その名の通り、歴史に関して研究したり、その研究方法を確立していく学問です。
はるか昔の時代の生活や出来事などを文献などによって、この時代のどこで何という事件が起きたのか推測していく学問です。
ここで、歴史について考えてみましょう。歴史は時間を軸として、あるものの変遷を見るという観点を持ちます。例えば、車の歴史について考えてみましょう。初めは、蒸気機関で走らせていたものが出てきて、近年はガソリンが燃料として使われている、次世代はバイオ燃料とか、ハイブリット、さらに未来は電気自動車になるであろうと予想できます。
以上のように、文化でも、文明でも、時間というものがある限り、そのものは歴史を持ちます。
言葉も同じです。江戸時代の日本語には、「パソコン」とか「テレビ」という語彙はなかったはずです。というのは、その時代には、そういうものはなく、語彙として他のものと区別する必要がないので、当たり前のことなのです。このように、言葉は歴史によって変化するものなのです。
上記の例は、語彙に関しての歴史的変化ですが、文法や音声に関しても、言葉は変わっていくものです。そして、ロシア語なら中世のロシア語と現代のロシア語、またキエフルーシのロシア語、スラブ民族が同じだったころのスラブ祖語とどういうふうに異なっているのか、またどう変わったのか、変わった理由はなぜなのか、といった「言葉の歴史」について研究する言語学の一分野を、歴史言語学といいます。
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